3月3日の昨日はひな祭りをしました。
と言ってもちらし寿司とケーキを食べただけですけどね。
それでも、いつもと違う感じの晩御飯に喜ぶ子どもたちを見るのは楽しいものです。
大人は忙しくて季節の行事をつい忘れがちですが、
子どもたちに日本ならではの季節を感じる行事を
家庭から伝えてあげたいなと思います。
日本には平安時代を起源とする「五節句」という行事があります。
1月7日の「人日(七草がゆ)」
3月3日の「上巳(桃の節句)」
5月5日の「端午(菖蒲の節句)」
7月7日の「七夕(星祭)」
9月9日の「重陽(菊の節句)」
といったように、季節の節目に身のけがれを祓い、
健康長寿や厄除けを願う風習がありました。
菊の節句は影が薄いですよね。
菊を用いて不老長寿を願うことから
菊の節句という名前がついているそうです。
菊の節句にちなんだ食事は、
食用菊や、栗ご飯、秋茄子だそうです。
秋の収穫祭と繋がりがある感じですかね。
毎日ばたばたしておりますが、
こういった行事をちょっと取り入れるだけで
季節の移り変わりを感じたり、咲いてるお花が気になったり、
なんだかすこし気持ちもほっこりします。