Javascriptが無効になっているため、正常に表示できない場合があります。

ホームページリニューアルで、ブランディング化したプロモーションへ。

USER VOICEユーザーボイス

ホームページリニューアルで、ブランディング化したプロモーションへ。
株式会社 イケヤ製作所 代表取締役 中尾 和彦

株式会社 イケヤ製作所 代表取締役 中尾 和彦様

《制作物》
コーポレートサイト
https://www.ikeya-ss.co.jp/
 
サイトデザイン

昭和43年、先代が家内工業の形で事業をスタート。
金属加工から試作品開発の製造へと、時代の流れとともに事業を拡大してきた中、新たな時代の転換期に、和彦さんが31歳の若さで社長を引き継ぎました。

半世紀もの間、主軸事業の金属加工・試作品開発の製造で、国内・国外問わず高品質の製品を提供し、成長を続けてきたイケヤ製作所。しかし中尾さんは、未来を見据えた主軸事業転換へチャレンジする道を選択します。

それが、モデリング設計のノウハウを活かした塗装治具の開発でした。これからの時代の主力事業を塗装治具の開発と位置づけ、オンリーワンの開発力・技術力・品質を掲げ、さらなる飛躍を続けています。
そして、同時に着手したものが、ホームページのリニューアルでした。新規事業のプロモーションには、今の時代に見合ったホームページが必要不可欠であると考えてのリニューアル。
新規事業への情熱は、そのままホームページのリニューアルにも注がれ、「期待以上の形で具現化され、非常に満足度が高いものができた」と、中尾社長。

「ホームページの価値に共感できない思考は時代遅れ」と断言する中尾社長に、完成度の高いホームページがもたらす、+αのプロモーション成功術をうかがいました。

企業理念

ホームページのリニューアルは2018年秋。
イケヤ製作所さんにとっては3度目のリニューアルで、
一番に重視したことは何でしたか? 

新規事業のプロモーションです。

塗装治具の開発を主軸とする、新生・イケヤ製作所の魅力を広く知っていただき、塗装治具への認知や理解を深めるために、ホームページはプロモーションのベースになると考えていました。

今の時代、何かを知りたかったり、調べたかったりするときは、まずスマホやパソコンで検索して調べます。
例えば、営業や展示会などの現場で名刺交換をした後、私は必ずホームページをチェックします。

ですから、相手の方もきっと同じ行動をするはずだと。そして、ホームページから受けた印象が、会社のイメージにつながっていくという思考も、きっと一緒だと思います。
そう考えたとき、第一印象でグイグイと興味がひかれるものでなければ、最初の競争に負けてしまう。

月並みな言葉ですが、ホームページは会社の顔であると言えると思います。
今、ホームページは、デジタルの世界ではなく、リアルな世界とリンクした、本社と同等の重要な存在であることに、間違いありません。

ですから、ホームページのリニューアルは、絶対に妥協しない、完成度の高いものを作りたいと考えていました。その際、会計事務所さんから紹介されたのがMPさんでした。


MPを選んでいただいた理由を
教えていただけますか?

まずは見た目。
他の事例を見ましたが、とても分かりやすく、見やすく、会社のイメージや事業の特徴が表現されていると感じました。
そして一番大きかったのは、MPさんと価値観が共感できたことと、プロモーションに関しての引き出しが多かったことです。

塗装治具開発という新規事業は、会社の命運を決めるチャレンジです。
これからの時代、塗装治具開発のトップシェアを取りに行くに価する事業だと見込んでの舵取りでしたが、プロモーションが成功しなければ事業拡大、会社の成長にはつながらないと考えていました。

ですから、MPさんが、「一緒にプロモーションを成功させましょう」と提案してくれたとき、新しいチャレンジへの想いをカタチにしてくれると感じ、ホームページのリニューアルをお願いしようと決めました。

中尾様

中尾社長は、事業への情熱とサイトへの想いが
とても明確だったので、
カタチにするのがとてもスムーズでした。

いろいろこだわりが深くて大変だったのではないかと(笑)。

でも、自分の想いをきちんと具現化してもらうには、私がどれだけ会社のことや事業への想いを伝えられるかが大事だと思っていました。
だから、私にできることは何でもやろうと、打ち合わせを何度も重ねて直接言葉を伝えたり、パワーポイントでビジュアルを作ったりしました。

けれど、それ以上のことはしていません。
そこからホームページへと落とし込むセンスや技術は、プロに任せた方が絶対に良いと思っていましたから。
会社のことは私がプロ、ホームページのことはMPさんがプロ。
プロフェッショナルでいられない領域は手を出さないことも、成功の秘訣だと思います。

いろいろ試行錯誤はありましたが、紆余曲折はなかったと思います。
非常に満足度が高いホームページができ、とても感謝しています。



ありがとうございます。
そのブレないビジョンが、
高い満足度のサイト作りに繋がったと思います。
反響はいかがですか?

閲覧数はもちろんですが、ホームページの滞在時間も伸びています。ホームページを訪れた人が、しっかり読み込んでくれている、興味を持って見てくれている証拠だと思います。

それから、具体的な案件の問い合わせも増えましたね。
これは、企業の担当者が現場ですぐに調べてリアクションしたと想像できます。スマホ用にもしっかり対応した作りになっているからではないでしょうか。

また、私が営業に行って実際に感じている効果は、今までより、商談がとてもスムーズにできるようになったことです。その理由は、お客さまがホームページを読み込んで、弊社の事業内容を予習してくださっていることで、商談前に事業や塗装治具の説明をする時間が格段に減り、商談にかける時間が長くとれるようになったことにあります。

これらの反応から、数字の効果はこれから先に実感できると、確信しています。

治具
治具

では、意外な良い反応はありましたか?

あります。
私から要望したものではなかったのですが、代表あいさつのページに私の写真を大きく扱ったり、プライベートが見えるプロフィールを載せたりしたことです。

私としては、大事なのは会社のイメージと新規事業内容の広報でしたから、社長が全面に出るのは必要のないことだと、最初は断ったのですが……。
MPさんが強力に押してきた案件で(笑)。

けれど、結果的にはやって良かったと思っています。
私は社長である前に、塗装治具の筆頭セールスマンでもあります。
塗装治具や会社に対する私の想いを知っていただくことは、最大のセールスになります。

また、私のパーソナルを知っていただくことによって、私の価値観に共感していただける方が増え、会社や事業に興味を持ってくださる方も増えていく。
そこから新たな出会いが生まれ、業績にも良い影響を与えるものへとつながっていくと、期待しています。

工場

名刺やパンフレットなども刷新しました。
新しいプロモーション戦略の意義と、
期待している効果は何ですか?

ホームページがリニューアルしたことにより、会社のイメージも刷新されていくと思います。
プロモーションの戦略意義は、そこにあります。

これまでに、ロゴ、業界雑誌への広告、名刺、パンフレットなどの広報物を刷新し、社員の制服や作業着も変更しました。
その際、新しいイケヤ製作所のスタイルを印象づけるインパクト、デザイン性を重視したイメージに統一することを徹底しました。
難しかったのは、製造業という職業柄、おしゃれでありつつも砕けすぎない、カッチリ固い印象もしっかりある、このさじ加減。
その難題も、引き続きサポートしてくれているMPさんの提案で、クリアできたと思います。

こうして、すべてのイメージを同時期に統一することで、新しいチャレンジへの本気度を伝えることができると思いますし、デザイン性を高めることで、治具の設計やビジネスのセンスも良いと感じ取っていただけるのではないかと思います。
この新しいプロモーション戦略は、「イケヤブランド」を印象づけるブランディングも同時に実現していて、すでに成功の道筋が見えている感触があります。

すべては、完成度が高く、満足度の高いホームページがあってこそ。
この先も、さまざまなプロモーションのアイディアを実現させ、さらにイケヤ製作所が開発する塗装治具のブランドイメージを高めていきたいと思います。

パンフ
パンフ

ホームページの新規制作やリニューアルを考えている方、
悩んでいる方に、成功へのアドバイスを。

まず、ホームページには先行投資する価値があることをお伝えしたいです。

「こんなにお金をかける意味があるのか」と思われる方もいらっしゃると思います。
けれど、新しく何かを始めたり、切り替えたりする際、先行投資は必ず必要です。そこに、ホームページの費用もしっかり、確保すべきです。

完成度の高いホームページが作れなければ、満足度も高まるわけがありません。
予算もあると思いますが、「とりあえずこの程度で」と思っても、いろいろと要望は高まっていくものですし、完成後にも手を加えたくなってしまうものです。
結果、予算がかさむうえに、紆余曲折して手間も時間がかかったわりに、まとまりのないものになって満足度も低くなる。

だったら先行投資して、最初から良いものをきちんと作るという考え方にした方が、満足度も高く、後からついてくる+αの恩恵も得られます。
私たちのプロモーションが成功しているのも、ホームページをしっかり納得のいくものを作ったからに他なりません。

今の時代、質の高いホームページを作り、しっかり運用し、プロモーションまでを一緒に考えることが大事だという価値観に投資できない経営者は、時代遅れと感じます。
お金をかける価値はあります。
そして大切なのは、制作してもらう業者選びの際、想いを共有できるか、その先のプロモーションも一緒に考えてくれるかという点です。

あとはブレないこと。
ぜひ、満足度の高いホームページで、ブランディング化されたプロモーションをして、業績アップにつながる一歩を踏み出してみてほしいと思います。


インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。

MP社員と中尾社長
担当コメント:高木

サイトリニューアルの意図、ビジョンが明確でしたので打ち合わせが大変スムーズでした。とはいえ、若かりし頃、デザイン関係の会社にお勤めだった中尾社長のデザインに対するこだわりも深く、デザインをご提案する際は独特の緊張感があったものです。ある程度してくると、私たちのお仕事に信頼を置いてくれたのか、ご提案に対するご回答も早く、毎回笑顔の多い打ち合わせとなっています。仕事もさることながら、いつか中尾社長のボートで釣りをご一緒できる日を楽しみにしています!