製造業を知り尽くしたホームページ制作会社に頼んで正解

1970年設立、2021年に50周年の節目を迎えられた新日本特機株式会社様。
自動二輪車・四輪車開発で使用される車体や部品の安全性・機能性・快適性を計測する試験機の製造・開発一筋で事業を続けてこられました。近年はEV分野や船外機・農業用機械など、未来のモビリティ社会や新分野の試験機開発にも取り組まれています。

50周年の節目にあたり、ホームページのリニューアルを決断。当社のCMSをお選びいただきました。効果もじわじわ現れ、これまでなかった新規事業者やベンチャー企業などから、問い合わせが増えているそうです。
また、今回のリニューアルで特に注力されたリクルートページに関しては、コストを抑えながらも効果を上げられる手法として、ランディングページとしての公開をご提案。 求める人材からエントリーがあり、今後に期待がふくらむ手応えがあったようです。今後は、より効果的な運用方法を一緒に考えながら、コンテンツや更新頻度などを増やしていきたいとのこと。
ホームページリニューアルのツボとこれからの展望を、更新をご担当されている専務取締役の山内様と、リクルートご担当の齋木様にうかがいました。

ホームページをリニューアルするきっかけを教えてください。

山内様：50周年の節目だったことは大きなきっかけの一つでした。 ホームページからのお問い合わせが増えている中で、さらに強化したいという想いがあったので、このタイミングを活用した形です。

ホームページをリニューアルしてからどのような効果がありましたか。

山内様：まず実感しているのが、問い合わせが増えたことです。 目立ったのは、これまでなかった新規事業者やベンチャー企業などからの問い合わせです。業界に新たに参入しようというところとのタッグは、私たちにとっても未来に繫がっていくものだと思います。新たなビジネスチャンスを掴む効果が上がったと言っていいですし、売り上げが上がるホームページになっていくと期待しています。また、既存の取引先様の違う部署の方からの問い合わせもいただくようになっていて、より強固な繫がりを築いていけるきっかけにしていければと思っています。 そしてもう一つ、リクルートにも効果がありました。

リニューアルで一番力を入れたいコンテンツだとご相談いただきました。ただコストは抑えたいとのことで、ランディングページとして公開することをご提案しました。

山内様：コストを抑えながらもホームページの効果を上げたいという難題にも、MPさんが最適な提案をしてくれました。学生さんに対して、あまり読みこまなくても分かってもらえるよう、ランディングページにしたのは正解だと思いました。

効果はいかがでしたか？

齋木様：リニューアルして１年目でしたし、就活ナビサイトを利用していたのでリクルートのランディングページが実際にどれだけ効果があったか、確実な統計はまだとれていません。しかし、求めていた意欲的で優秀な人材が多くエントリーしてくれたという実感はありました。

また社員との座談会の席で積極的に社員に話しかける学生さんも何人かいて、ホームページをしっかり読んでくれたことが分かる場面が多くあったことも、効果を感じている理由の一つです。ランディングページに先輩社員の声も掲載した効果だと思います。来年度のリクルートでは、今回の経験を踏まえてブラッシュアップし、さらに効果が上がることを期待しています。

さまざまな効果を感じていただけるリニューアル成功の要因は何だと感じていますか。

山内様：自動車業界の中での立ち位置と強みを明確にし、何をやっている会社を分かりやすいデザインと言葉で表現できていることだと思います。自動車業界の裾野は広く、その中で弊社は試験機開発というニッチな部分で強みを発揮している会社。ここの表現をどうするかというところは、とても時間をかけました。
MPさんも一緒に考えてくれ、表現方法を提案してくれました。自動車産業の中心となる事業を担っているというイメージをしっかり表現していただけたことに、感謝しています。

齋木様：リクルートのランディングページは、弊社への興味を引く入り口のページとしての役割を果たし、リクルート以外でも効果を発揮してくれたと思います。どんなことをやっている会社でどんな仕事で、どんな人がどんな思いで働いているのか。さらに、事業がしっかりしていて未来性もあるという部分まで、ランディングページ一つで簡潔に表現していただきました。
また、求めている人材がエントリーしてくれた背景には、先輩社員の声を載せたことやチームで仕事をするイメージさせるビジュアルなど、ターゲットに合った構成とデザインになっていたことがあると思います。エントリー前から社員との距離を縮める効果もあったと感じるので、実際に会ってイメージ通りか体感したいという行動に移す大きなきっかけにもなったのではないでしょうか。まず一歩目の原動力として大成功だと思います。

今後の展開についても教えてください。

山内様：弊社のような仕事は、機密事項などもあり実績を紹介するのがなかなか難しいところもあります。現在、お知らせのページ更新くらいにとどまっている更新頻度を上げていくことが課題。
そのためにも、実績のページを充実させたり、新しいコンテンツも考えなくてはと考えています。MPさんにアイディアをいただきながら、より効果の上がるホームページにしていきたいと思います。

齋木様：求めている人材にエントリーしてもらえるという手応えを感じることができたので、これを採用にまでつなげるためにどうしたらよいか。私もMPさんのアイディアに期待しています（笑）

ありがとうございます。早速打ち合わせの段取りを組みましょう！ 最後に、ホームページ開設やリニューアルに躊躇している方へアドバイスを。

山内様：忘れてはならないものは、ホームページを実際に運用していくのは自分たちだということ。操作性やメンテナンス性に不満や不便があると、更新されないホームページになってしまい、せっかく作っても効果は半減以下。信用性という点でも、更新されないホームページはビジネスチャンスを逃す大きな要因になると思います。
コストは確かに大きな関門で、天秤にかける案件ではあると思います。しかし、ホームページに何を求めるのか、効果的なホームページにするためには何が大事かを明確にして、ホームページ制作会社を吟味してほしいとアドバイスしたいと思います。

齋木様：まず採用ページ作るという方向でホームページの制作やリニューアルを考えることも、会社にとってプラスになるのではないでしょうか。採用の難しい時代だからこそ、もっと大事にしなければいけないコンテンツだと、今回の経験で実感しています。
人材は人財とも表現されますし、会社の未来や実績にも関わってくるもので、リクルートはこれからもっと重要になってくると思います。 コストなどは相談しながらになるとは思いますが、一番力をいれたいコンテンツをランディングページで作る手法は、コストを抑えながら効果を上げる方法としておすすめしたいと思います。

このたびは取材のご協力、ありがとうございました。