1974年創業。デザイン性の高いインポートブランドや日本の老舗ブランドをはじめとする、インテリアファブリックを取り扱っています。オーダーカーテンをメインに、カーペットやラグの販売、椅子やソファーなどの張り替え、ファブリックを使ったベッドクロスなどといった、インテリアアイテムをトータルでコーディネート。 インテリアコーディネーターや窓装飾プランナーによるセンス溢れるご提案と、インテリアに精通したプロによる施工とメンテナンスで、高い付加価値のある空間を創り出しています。
今回、会社として2回目となるホームページのリニューアルでは、デザイン性とSEO対策を両立させること、さらに内容が文字でしっかり伝わること、この3点に徹底的にこだわって制作されました。 リニューアル後、周りからの評判は上々。打ち出した内容に対してのお客さまの反応も高く、効果を感じていらっしゃいます。
キャリアの積み重ねを応用した社長業の秘訣や、ホームページに対する強い想いを実現できたプロセスの根底には、神田さんの、溢れんばかりのファブリック愛と会社愛がありました。
今日のスカートも、すてきですね! いつもおしゃれで、特にスカートはいつ見ても惚れ惚れしてしまいます。
ありがとうございます。今日のこのスカートも、インテリアファブリックで作ったもの。これは麻ですが、素材が違うものもいくつかあります。アパレル用の布地より丈夫なので、バッグなども作って、楽しんでいます。 こうして纏うことで、インテリアファブリックに興味を持っていただくきっかけを作れる。私はインテリアファブリックもおしゃれも好きなので、趣味と実益を兼ねたCMができているということでしょうか(笑)。コミュニケーションのきっかけにもなっていますしね。
神田さんは、コミュニケーションがとてもお上手ですよね。人の心を惹きつける秘訣は、何でしょうか?
特に意識したことはないんですけど……。人生をある程度重ねて、いろいろなことを経験してきたから、じゃないかと(笑)。 その中で学んだのは、仕事もプライベートも、どんな環境にあっても大事なのは人脈、ということ。足りないところを教えていただいたり、助けていただいたり。そしていろんな方々とのお付き合いの中で、見たり、体験したりした、良いと思ったことを取り入れてきました。 コミュニケーション力は、周りの方々からプレゼントしていただいた宝物だと思っています。私にとって人脈づくりは、ビジネスだけではなく、人としての成長にも欠かせないファクターになっています。
どんな人生経験を積まれてきたのか、気になるところです。インテリアの仕事に就いたきっかけは何だったのですか?
家を建てるときに出会った、インテリアコーディネーターさんの言葉がきっかけです。その方と一緒にインテリアを決めてくプロセスがとても楽しかったんです。そうしたら、「こういう仕事が合っていると思うから、やってみたら?」と。 言われた瞬間に、目の前に道が開けた気がしたんです。そこからは、早かったですね。次の目標ができたとばかりに突き進んで、この会社に入っていました(笑)。
まったくの異業種からの転職、さらに中途採用からおよそ6年で社長就任。どのような経緯があったのでしょうか。
それが、本当に不思議なのですが、入社当初から私が社長に、と思ったんですよね。 リビングサンアイが創業した当初は、ちょうどバブル期。当時の社長だった会長のお客さまたちは、とても良い顧客さまとなっていて、売り上げも上々だったことは想像できました。さらに、スタッフは皆、腕が良く、何でも自分でできてしまう、仕事ができる人たちばかり。スタッフはできるし、商品も質が良いし、仕事もすてきだし、本当に良い会社だなと思いました。
けれど、こんなに良い会社なのに、組織として後進を育てていく土壌だけがないと気付いたとき、「この会社は誰が継ぐのだろう」と思いました。そして、「あ、私だ」と(笑)。本当にそんな感じで、ひらめきに近いものだったんです。そこからも早かったですね。まずは人脈づくりをしなくてはと、浜松商工会議所の青年部への入会を社長にお願いしました。MPさんと出会ったのも、そのころ。
神田さんと出会ったときはまだ、社長就任前でした。けれど、とても社交的で精力的で、何より同性も憧れる魅力的な方だなと思いました。
ありがとうございます。そのときは必死だったんですよ。会社の未来につながる人脈とヒントを得たいと。一方で、会社では商品のこと、インテリアのことなどの知識を学びました。そうして突き進んでいくうちに社長就任、今に至る、という感じです(笑)。
とにかく仕事が楽しかったので、苦労を苦労と感じませんでしたし、社長になってからも、まったく感じません。ただただ、楽しい。私が足りない専門知識はスタッフが全部フォローしてくれるし、経営も勉強中ですが、会長がそこをやんわりサポートしてくれながら、とても自由にさせてくれる。本当に周りに恵まれているから、社長として立っていられると思っています。一人でバリバリやるタイプではありませんが、ここ! というときの決断はできていると思うので、そこは社長に向いているのかなと思います。
神田さんのお仕事ぶりを知るたび、前職のキャリアが生かされている、積んできたキャリアをとてもうまく応用しているなと、感じることが多くあります。
そのとおりだと、私も思っています。仕事を通して学んだことの根本は、どの分野の仕事であっても同じ。専門的なことは、その現場でのキャリアがどうしても必要になりますが、それ以外のことは、共通しているものが多くあります。仕事で積んできたキャリアは、人生のキャリアにも通じる。仕事を通して、人として成長してきた部分が、今、リビングサンアイの社長として立つために、生かされていると感じています。
社長に就任されてから、着手されたことは?
組織として後進を育てることは、意識しています。それから、ホームページのリニューアルですね。浜松商工会議所さんで『ウェブサポ』を紹介され、担当のMPさんとは以前から意気投合していたこともあり、ホームページのリニューアルをお願いすることにしました。
2回目のリニューアルだとうかがったので、以前のホームページもチェックさせていただきました。
最初のものはデザイン重視、その次のものはSEO対策重視。いずれも、重視するものがはっきりしていて、良いホームページだったと感じました。そうした経緯を経てのオファーは、両方を兼ね備えたホームページ。
どちらのホームページも、決して悪くはなかったと、私も思っていますが、もっとこだわりたい部分があって、リニューアルを決断しました。『ウェブサポ』の担当者さんとは話が合うし、私の想いを分かってくれそうだと思いました。
そして、コンサルしてくれるというもの、決め手になりました。 今回は、デザインもすてきで、SEO対策もできていて、内容もしっかり伝わるという、才色兼備なホームページを『ウェブサポ』さんにオファー。 こちらの要望をくみ取ってデザインしてくれ、しっかり文章で伝えた方が良いなどコンサルティングもしてくれて、スムーズに制作が進みました。とても満足するホームページができて感謝しています。周りの方々からの評判も良く、リニューアルしてからソファー・椅子の張り替えのご依頼が増えています。
ホームページで訴求する柱を、大きく3つにした効果ですね。
そうだと思います。『ウェブサポ』さんに、訴求するものを、商品とサービス、コーディネート力、技術力の3本に絞るという提案をしていただきました。
中でも、商品とサービスの部分では、これまでも訴求し続けていたオーダーカーテンとカーペット・ラグの紹介と同等に、ソファー・椅子の張り替えを扱いました。これがお客さまに届いた結果だと思います。カーテンやカーペットなどで、ご利用いただいたことのあるお客さまがリピートしてくださったのはもちろん、新規のお客さまも増えました。まさに、ホームページ効果です。 あと、リニューアルと同時に、ホームページの雰囲気や内容に沿ったDMも打ち出したのですが、これも相乗効果になったと思います。
表現するデザインと、コピーや文章の内容も、かなりこだわりがありましたよね。
そこ、すごく重要だと思うんです。きれいなホームページはたくさんありますけど、どんな会社かよく分からなかったり、内容が伝わっていなかたったりするものも多いと感じていました。 確かに、見た目の美しさやインパクトは、第一印象として大切です。けれど、ホームページを見に来てくださる方たちは、興味を惹かれたから見に来たわけで、そういう方たちは、じっくり読み込んで吟味するという行動をします。そのとき、内容がしっかり伝わる文章がなければ、選ばれないと思います。そこもきちんとこだわり、大切にしなければいけない部分だと、『ウェブサポ』さんと仕事をしていく中で、より強く感じるようになりました。
デザインに関しては、最初から強いこだわりがありました。高い質の商品を扱っているので、センスや品という部分を、しっかりデザインや写真で見せていきたかったんです。デザインや写真のセンスはもちろん、とても些細なことですが、行間、文字サイズなどのバランスといったところも、センス良くまとめてくださって。そういう細かいところのセンスも、信頼してお任せできる要因でした。本当にストレスなく制作が進んで、楽しかったです。
神田さんとお仕事をご一緒させていただいて、私たちも楽しかったです。そして、とても良い刺激とモチベーションをいただきました。
本当にストレスなくホームページが作れて、すごく納得のいくものができました。
ニュアンスで伝えても理解してくれ、想いが変換されることなく伝わって、同じイメージが共有できる。改めて、感性が合う人と一緒に仕事をすることの重要さを実感しました。
改めて、リニューアルして良かったと思う点をお聞かせください。
ご来店やオファーという形で、お客さまの反応が見えたことは、確実にリニューアルの成果だと思います。 また今回、新たに業者さん向けのコンテンツを立ち上げたのですが、これまでなかったところからお仕事の依頼が来るようになって、これはうれしい誤算でした。お客さま層が広がったことは、良い傾向の一つだと思います。
また、業績とは直結しないところかもしれませんが、良かった点がいくつかあります。自分たちのやりたいことや、会社の方針をしっかり整理できて、みんなで共有できたこと。 それから、新着情報などを更新していくことで、会社の軌跡が残っていくこと。これは非常に会社にとって重要で、「ホームページは作って終わりじゃない、創り上げていくもの、歴史を残すものだ」と認識できました。まさに『資産』だと思います
ホームページの「コンテンツは財産」。名言、いただきました! 最後にもう一つ、共有カレンダーを日報として使用しているとうかがって、なかなか斬新なアイディアだと感じたのですが。
私も、そう思いました(笑)。 お客さま向けの営業カレンダーを、非公開の部分でスタッフとスケジュール共有しています。そこに、若いスタッフたちが、日報を書き込むというアイディアを持ち込んだのですが、これがとても便利で使えるんです!
出張先でもスマホでチェックできるし、何より、日々の記録が残せて、見返すことができる。皆さんにオススメしたいです。