



『株式会社オカベ』様は、自動車関連機器の組み立て事業を会長の史郎さまが1984年に創立。
現在は『オカベ』様のコア技術であるケーブル技術を強みとして、産業機器・工作機械・医療機器など、あらゆる接続ケーブルの製作を中心に事業を展開されておられます。
昨年、新規取引先開拓と事業拡大を目指すにあたり、ホームページ刷新の必要性を感じられ、浜松商工会議所のホームページ作成サービス『ウェブサポ』での制作をご依頼いただきました。
刷新後は問い合わせが増加し、月に4〜5件の商談が進められているそうです。
専務の翔太郎さまへの世代交代を進めていらっしゃる中で、単なるデザイン刷新ではなく、会社の成長戦略の一環として位置づけた、ホームページ刷新について伺いました。

ホームページ刷新のきっかけは何でしたか?
史郎さま:以前のホームページは10年ほど前に作られたもので、デザインも時代に合わなくなっていましたし、更新もほぼ行われていない状態でした。世代交代を見据えての事業拡大を目指すにあたり、ホームページ刷新の必要性を感じました。
翔太郎さま:人材確保が難しい時代ですし、新規取引先開拓も急務でしたので、新しいホームページで勝負をしようと考えました。 ホームページが営業の窓口となり得ると思いましたし、見栄えも一企業として重要です。特に新規取引先開拓に関しては、飛び込み営業は時代にそぐわない手法だと感じますし、時代に合う窓口としての期待もありました。
浜松商工会議所企画のホームページ作成サービス『ウェブサポ』をお選びいただいた理由は?
史郎さま:当時、当社のコンサルを担当してくださっていた方に相談して、浜松商工会議所さん企画のホームページ作成サービス『ウェブサポ』を紹介いただきました。信頼している方の紹介だったので、迷わずお願いすることにしました。
ありがとうございます。どのように制作を進めたのか教えてください。
史郎さま:私からは1点だけ、コーポレートカラーがピンク(マゼンタ)に合わせるように、女性が多い会社の雰囲気を出してほしいと伝えました。後はノータッチです。新しいホームページは、若い人たちの感性で作り上げてほしいと思いましたので。
翔太郎さま:私も入社してまだ2年目だったこともありますが、経営者目線でなく現場目線の意見を重視したいと思い、現場の管理者でチームを結成して進めることにしました。 さまざまな意見が出て、『ウェブサポ』担当の大橋さんはまとめるのが大変だったと思います。写真撮影や取材も行っていただき、私たちの要望をうまく形にしてくださって感謝しています。当社で働く女性の割合はおよそ9割。そういった職場の雰囲気を反映し、柔らかいデザインと分かりやすい構成のホームページになったと思います。

人材採用活動の強化と新規取引先の開拓がホームページ刷新の主な狙いでした。公開後の効果はどのようなものがありましたか?
史郎さま:既存のお客さまから好評価をいただきましたし、お問い合わせも増え、月に4〜5件の商談が進行中です。
翔太郎さま:お問い合わせの中には、商談以外のお話もあるのですが、それもホームページ刷新の効果と捉えています。見栄えでジャッジされることが分かり、刷新して良かったと改めて感じているところです。
更新作業など『ウェブサポ』の使い勝手はいかがでしょうか。
翔太郎さま:ホームページの更新は、月に1回の更新を心がけています。大橋さんから、新しいお知らせがなくてもブログ的なネタでも良いので、マメに更新するようアドバイスをいただきました。作りっぱなしにしていないことも、何か効果をもたらしているのではないでしょうか。
更新作業自体も簡単だと思います。『ウェブサポ』は視覚的に操作できるので、パソコンに不慣れな方でも扱いやすいと思います。
ホームページと並行してパンフレット制作と、展示会や就活イベントなどで使用できるテーブルクロスや、ロールアップバナーの制作もお手伝いさせていただきました。
翔太郎さま:これも大橋さんから「展示会に出展してみませんか?」とご提案いただいて、制作をお願いしました。作っていただいたものを携えて、先日初めて展示会に出展しましたが、非常に勉強になり背中を押していただいたことに感謝しています。
今回は商談につながりませんでしたが、当社を認知していただけたと思いますし、何より浜松の企業さんとの顔つなぎができたことは大きな収穫でした。

少し『オカベ』様の事業の成り立ちや事業内容を教えていただけますか?
史郎さま:柱となっている事業は工作機械に含まれる接続ケーブルの製作です。 創立当初は自動車関連機器の組み立てを行っていましたが、お客さまから接続ケーブルの製作を依頼されたことがきっかけで、「これからは半導体の時代が来る」と思いました。「技術を磨けば必ずウチの強みになる、この事業で成長していこう」と、事業内容をシフトしました。現在は、当社のコア技術として事業の支えとなっています。
翔太郎さま:私は以前ハウスメーカーに勤めておりまして、まさか自分が『オカベ』を継ぐとは思ってもみませんでした。業界のことは全く分からず、重圧に押し潰されそうになったこともありました。
しかしあるとき、『オカベ』の仕事も家づくりも同じ“モノづくり”だ、と思いました。「あれが自分たちの作ったモノだ」と誇らしい気持ちになるのは同じだったんです。元々モノづくりが好きでしたので、徐々に楽しさが分かるようになって行きました。
今年で入社3年目。1月からは専務となり、ますます責任は重くなっています。それでも「会長から父へと承継されたものを守りたい」という想いがあります。「この技術をしっかり継承して会社を盛り上げなければ」と、強く感じています。
頼もしい後継者ができて、会長もうれしいのではないですか。
史郎さま:これからは若い人に引っ張ってもらいたいですからね。
私は現場主義の人間ですから、今の時代にはそぐわないことも多いかもしれませんが、伝えるべきものは全て伝えたいと思っているので、もう少し現役で頑張ります(笑)。

最後に、今後の事業展望などを教えてください。
翔太郎さま:まずは、事業基盤を強固にすることが重要だと捉えています。技術力向上の仕組みを一層強化し、技術継承の体制づくりを推進して行きます。さらに、自社製品の開発を見据え、設計から完成品までを一貫して手掛けられる体制の構築を目指す所存です。
企業努力で新しい強みを構築した上で、ホームページを活用した新規事業や製品の情報発信、人材採用活動を強化して行きたいと思います。