社長の渥美隆裕さまがサラリーマンから農家に転身し、修行を重ねて10年間の個人農家を経て、2021年には『株式会社あったか農場』として法人化されました。
目標は、農作業を体験しながら自然に触れてもらえる、体験型テーマパークの創設。現在、100分の1スケールモデルとして、生産・直売所・農業体験を組み合わせた複合施設『おにおんはうす』を運営され、夢の実現に向けて着実に歩みを進めていらっしゃいます。
ホームページは2023年6月に、浜松商工会議所企画のホームページ作成サービス『ウェブサポ』を利用してリニューアル。リニューアル後は、情報発信作業の効率化と速効性、デザイン性向上に大きなメリットを感じておられます。また一般のお客様からの問い合わせ、新規取引の相談、 求人への応募が増えているとのこと。
ホームページやSNSを効果的に活用し、認知度を上げていらっしゃる『あったか農場』の取締役・渥美敦子さまに、お話を伺いました。
はじめに、『あったか農場』さまについて教えていただけますか?
『あったか農場』の始まりは、社長の渥美隆裕の決意からです。 農業を始める前は建設会社に勤めていたのですが、自分で起業したいという想いを学生の頃から持っていました。10年程さまざまな経験を積む中で、 やはり自分で事業を始めたいという想いと、食を生み出す農業でやりたいという想いがつのり、起業に踏み出しました。 ベテランの先輩農家さんで修行を積んだ後、 生産農家として独立しました。 個人事業主としては10年程。タマネギの季節以外は、 トウモロコシやナスなども作ってきました。
トウモロコシ畑は雄踏町にあるのですが、 山や浜名湖が見える丘のようになっていて、環境が本当に素晴らしいんです。 そこで種まきをしているときに「地元の子どもたちにも農作業の体験してもらったら楽しいのでは」と考えたことが起点となって、トウモロコシの時期に収穫体験を始めました。 想像していたよりもお客様の反響が大きかったです。それで「将来は、いつでも農業体験ができるような場所を作りたい」 とテーマパークの構想が膨らんでいきました。
ホームページに掲載している構想のイラストは、 まさに未来予想図。
今、私たちが目指すところは農業の体験、野菜の購入、農場野菜を食べられる場所の3つの楽しさが集まる場所です。それを小さな小さな規模でつくりあげていく拠点となる『おにおんハウス』 を浜松市坪井町にオープンしました。同時にあったか農場の理念や事業を伝える ホームページを公開したことで、あったか農場の目指すこと、いまやっていることを情報発信する土台ができたと考えています。
テーマパークのイメージを描いて見せるお手伝いができて、私たちもうれしいです。
『ウェブサポ』の営業・大橋さんと出会ったのは5年程前、 直売所ができる2年程前です。「野菜をお客さまに直接販売しながら、農業体験を楽しんでもらったり、採れたての野菜を食べることのできる場所も備える、複合施設をつくりたい」という計画や、「あったか農場の歩みをオンタイムでお客様と共有できるようなホームページを作りたい」と話をしたとき、 「一緒にホームページを作って、 夢を叶えましょう」と、私たちの構想と真摯に向き合ってくれたのが大橋さんでした。 かねてからこういうホームページがいい、という理想を持っていたのですが、それをMPとなら実現できると思いました。
浜松商工会議所企画のホームページ作成サービス『ウェブサポ』を選んだ決め手は?
ホームページの構築やコンテンツの編集 追加が簡単にできる、CMSを使ったホームページであることです。
以前は、ブログを調整してホームページらしい形にして情報発信していましたが、更新作業の手間が非常かかる上に、農場のコンセプトが伝わるような構成やデザインには限界を感じてました。一般的な従来のホームページはお知らせやブログなど以外は「一度作ったらずっとそのまま」というような、自分たちで更新できる部分は少ないものでした。
でも、うちは新しいことばかりのベンチャーであり、季節で作物が変わる農家でもある。トップページでアピールしたいことが随時変わりますので、もっと自由に更新できるホームページが必要でした。 それを全て叶えてくれたのが、 浜松商工会議所企画のホームページ作成サービス 『ウェブサポ』でした。
『ウェブサポ』でリニューアル後、どのような効果を感じていますか。
一番は、更新作業の簡略化です。これは本当にありがたくて、難しい技術や知識は必要なく、ちょっと慣れる必要はありますが、旬を逃さず情報発信ができています。 さらにブログやお知らせ、新着情報の掲載にとどまらず、トップページのバナーやコンテンツまで自由に編集できるのは、『ウェブサポ』 最大の魅力だと思います。
また、新しいホームページでは事業内容や理念をしっかり伝えることができ、企業としての信頼度アップにつながっていると感じます。その効果として、新規取引の問い合わせも増え、求人面でも、求人サイトではなくホームページを見て興味を持った方から、直接の問い合わせもあります。今後は、さらにホームページとSNSとの連携を深め、あったか農場のいまを発信していきたいと考えています。
今後『ウェブサポ』をさらに活用するためのご要望などはございますか?
アクセス解析機能を活用したいです。 アクセス状況や行動履歴などのデータを収集・分析して、お客様がなにを見て下さっているのかを知り、生産品目や直売所の運営、イベントの企画などにもつなげることができればと思います。